東日本OB会員、並びにご家族の皆様、お元気に新年を迎えられたことと思います。
大震災から1000日過ぎた今も、27万人の避難生活者、さらには解決されない原発事故の汚水の問題、地震国である我が国の将来の為にも、一日でも早く目途が付けられることを願っています。
東日本OB会は昨年11月1日現在、関東甲信越地区540名(内女性37名)東北64名(内女性4名)北海道43名(内女性3名)合計647名(内女性44名)で構成されています。
昨年、新しい試みとして新年賀詞交歓会(参加者は奥様同伴を含め130余名)、画期的企画のホームページ上のネット展覧会
(多才な会員による数々の素晴らしい出品作)更に活動のメインである同好会に新規に発足したコーラス同好会と、寄席観賞巡りの二つが生まれ現在18同好会(関東甲信越地区)になりました。北海道、東北地区も各々活発に活動されたことに、感謝しております。
今後の課題としては
@女性会員の新規加入の促進
A既存会員の同好会・総会を含めた各種会合への出席推進
の二つが挙げられます。皆様のご協力お願いします。
昨年一年間を振り返り地球規模での異常気象が目立った気がします。アメリカの頻発した竜巻、ヨーロッパの豪雨と洪水、日本の気温上昇と集中豪雨、アジアの大型台風の多発と洪水。何が原因かといえば、地球温暖化に起因するというのが一般的な見方です。昨年を基準にすると、100年前と比べ地球全体の気温はわずか0.5度の上昇、 これに対して国連見通しでは現状のまま推移すれば100年後の気温上昇はMAX6.4度と予測されています。 これを事実と仮定すれば、海面の水位は18cmから59cm上昇することになり数多くの島々や砂浜が水没。気候面では極端な高温と、大雨の頻発、一方では干ばつが起こり食糧産業の大被害が確実に起こると想定されています。 100年後を考え、現在の石油、石炭を中心とした炭素社会から脱炭素社会、即ち自然エネルギーへの転換が必要であります。自然エネルギーとは太陽光、風力、バイオマス(木材等燃えるゴミによる発熱)地熱などに代表されます。 世界の国、企業、法人レベルでは既に様々な研究と省エネルギー対策が推し進められています。 一方で、対策が最も遅れているのは一般家庭です。二酸化炭素排出量の削減、すなわち徹底した節電対策が求められています。 小さな努力を合わせれば、大きな成果を生み出す典型です。温暖化対策に真剣に取り組み地球、子孫のために頑張ってゆきましょう。 今年も楽しい1年になりますよう、よろしくお願いします。 |
2014年新年会長挨拶
東日本ヤマハOB会 会長 佐藤 陳夫
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「地球温暖化を身近な問題として意識しよう」