こんにちは。ご紹介いただきました土井でございます。昭和55年(1980年)の入社です。家具事業部なんばショップに配属され、その後、大阪支店で楽器卸、海外畑のアジアオセアニア本部、組合本部専従、北米(アメリカ、カナダ)担当を経て、2007年に国内に戻り、楽器・AV営業を担当していました。折々、ここにいらっしゃる諸先輩にご指導いただき、大変お世話になりました。この場を借りて御礼申しあげます。

先日、ヤマハOB会のホームページを見せていただきました。大変いろんな分野に亘って幅広く活動されているということで非常にうれしく思っています。
 佐藤会長から、会社の代表として出席してくれとお話をいただいた時、私はまだヤマハ株式会社の人間でしたが、3月31日付で株式会社ヤマハミュージックジャパンに移籍していますので、ヤマハ株式会社の代表という形であってはいけないのですが、若干ヤマハの状況についてお話しをさせていただきたいと思います。
 まず業績については3月を終わって増収増益という形で着地いたしました。中期計画では先期が最終年だったのですが、その中期計画に対して、大震災があったり円高があったりということで、数値的には大変厳しかったのですが、政策的には中国であるとか、新興国(ロシア、ブラジル等)での売上が計画通りに伸びて行きました。プラス、ベトナム、トルコ等々の新興国のところでは伸ばして行ける形になりました。また生産のところではインドネシア、中国での生産拠点の整備が、この3年でしっかり進んで参りました。

昨年国内事業構造改革ということで4つありました。1つは本社のスタッフ業務改革、2つ目は半導体改革、3つ目は国内営業構造改革、そして4つ目は生
産構造改革です。 国内営業構造改革ということで、
楽器、AVの単体にあった卸の部分を切り分けて別会社にして、ヤマハミュージックジャパンという会社を設立させていただきました。同時にヤマハミュージックトレーディング(昔は輸入課あるいはヤマハ教販と言った)、AVの子会社のYEMJ、教室のエレクトーン備品等のリースを行うヤマハミュージックリース、これらを統合して一つの大きなヤマハミュージックジャパンを設立したということです。
 


それからYMの全国8販社を1社に統合したということでございます。また、札幌、仙台、名古屋、福岡の事業所を東京、大阪に集約させていただきました。そういう形の中で、市場の規模に合わせた形で国内の営業をこれから進めて行こうということで国内営業構造改革を進めてきたところであります。
 あとこの社内の営業構造改革とは別なのですが、日本楽器ヤマハ会ですけれども、この1月に解散いたしました。昔のように予約のような全国一律の業務の進め方が難しくなってきたという背景もあります。それと後継者の問題等々の中で、特約店の中でもいろんな格差が出てきました。それとウェブでの購入であるとか、お客様の動きも変わってきました。このようにいろいろな形で市場が変遷をしてきた中で、関係各位と十分に議論を尽くして、今回解散という形になりました。
 国内を中心に、大きく改革がなされてきましたが、この1年の中で、次の25年、50年を目指して新しく体制を整えて行こうということで、今進めているところです。
昨年10月にヤマハは創業125周年を迎えました。この1年間を125周年のアニバーサリーイヤーということで各種活動を進めていますが、さらなるヤマハの未来への飛躍を目指して次へ備えようとしています。そんな一連の動きの中で、今進めているということをご理解ください。
今後とも皆様からの変わらぬご支援、ご指導をお願いしたいと思います。今日の総会の盛会を祈念いたします。ありがとうございました。

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ヤマハミュージックジャパン社長  土井好広様

東日本ヤマハOB会

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2013年度総会来賓ご挨拶